キャンプでも家でも便利なマグカップ おすすめマグカップを種類別にご紹介
皆さんはキャンプを始める時に、どのキャンプギアから揃えていくでしょうか。テントや寝袋、チェアにテーブルあたりから揃えていくのではないでしょうか。 マグカップやカトラリーなどは後回しになるケースが多いかと思います。 使い捨ての紙コップや紙皿などでも、一回だけのバーベキューなどであれば十分足りるかもしれません。 しかし何度もキャンプに行く方には、キャンプ用のマグカップやカトラリーがおすすめです。使い捨てのものよりも断然エコですし、機能的でおしゃれなものがたくさんあります。 特にマグカップなどは、キャンプ用と言っても自宅でももちろん使えますし、むしろ重宝するでしょう。 今回はキャンプ用におすすめしたいマグカップの選び方のポイント、またおすすめのマグカップを種類別にご紹介していきます。
目次
キャンプ用マグカップの選び方
キャンプ用のマグカップを選ぶときのポイントとして、次の3つのポイントをご紹介します。
- 素材から選ぶ
- 機能面から選ぶ
- デザインから選ぶ
- 容量から選ぶ
これらはそれぞれが独立した要素ではなく、関連していることも多々ありますので、ご自身で優先順位を付けながら考えてみると良いでしょう。
1. 素材から選ぶ
まずは素材別に特徴を見ていきましょう。これはこの後にご紹介するマグカップの機能やデザイン等にも影響してくるポイントです。どんな素材のマグカップがあるのかを最初にチェックしておきましょう。
ステンレス製マグカップの特徴
ステンレス製は丈夫で保温性・保冷性が高いことが特徴です。長くキャンプ場で過ごすような時にはこの保温性・保冷性の高さが重要。また洗いやすさなどは自宅での使用にも便利ですね。 キャンプ用マグカップの定番です。
チタン製マグカップの特徴
チタンの特徴は軽量であること。ステンレス鋼と比べると約60%になります。熱による変形にも強く、 また耐久性・耐食性に優れ、金属臭がないなどの特性が上級者にも人気の素材です。
ホーロー製マグカップの特徴
ホーローは優れた耐久性があり、匂いが移りにくい、雑菌が繁殖しにくい、耐酸性があるので食材の本来の風味を楽しめます。鉄の表面にガラス質を高温で焼き付けした琺瑯(ほうろう)は、耐久性・耐熱性に優れているので、アウトドアシーンでも活躍してくれます。
ガラス製マグカップの特徴
光を透過する材質で、無味無臭で中に入れたものに容器のにおいが移らないため、飲み物の風味を邪魔しません。保温性・保冷性に優れた二重構造の耐熱ガラスカップの扱い有。結露防止の効果もありますのでテーブルやカップの外が濡れません。
プラスチック製マグカップの特徴
軽くて割れにくいので、子供用コップとしても人気です。 最近ではトライタンなどの特殊樹脂製のアイテムも人気ですね。
トライタンとは
光や景色を透かせるようにガラスのような透明感のある仕上がり。耐熱性が高く、熱湯もOKです。
温冷対応で1年中使えます。素材は、安全性の高いBPAフリーのプラスチックを使用。
乳児用品や医療部品にも使用されています。
木製マグカップの特徴
木目が美しく、天然の素材だけが持つ質感や木の温かみがダイレクトに感じられ、おしゃれ感重視のキャンパーさんに人気です。 またご自宅でのコレクションやインテリアにもおすすめです。
2. 機能面から選ぶ
キャンプ用マグカップでチェックしておきたい機能として「保温性・保冷性」「蓋付き」「スタッキング」「折りたたみ」などがあげられます。順番に見ていきましょう。
保温性・保冷性を高める構造
マグカップの保温性・保冷性を高めるのは素材と構造です。一番のおすすめはステンレス製の二重構造です。 ダブルステンレスと言われる二重構造には「中空二重構造」と「真空二重構造」があります。どちらも単層構造のステンレスマグカップより保温性・保冷性に優れています。
中空二重構造
外気温の影響を受けにくくカップ内の温度も逃がさない二重構造タイプ
真空二重構造
構造は、中空二重構造とほとんど同じように見えるのですが、外側と内側の間(隙間)を真空状態にすることで熱を伝える分子がほとんどなくなり、熱移動を防ぎます。
真空二重構造の保冷テスト
室温22度の室内でステンレス製マグカップの保冷効果をチェック。氷の溶け具合から保冷効果の高さがご確認いただけます。
蓋付きマグカップなら虫やゴミを防げる
キャンプ場などの自然環境下では虫が悩みの種の一つです。また焚き火の灰や煤、その他のゴミなども風によって舞ってくることが多いものです。 蓋付きのマグカップなら、ちょっと離れる時に虫やゴミを防げるので安心できますね。 もし蓋付きじゃなくても、蓋の代用品になるようなものを用意しておくこともおすすめです。
収納・持ち運びに最適なマグカップ
折りたたみできる
マグカップを折りたたむと聞くと「?」となるかもしれませんが、持ち手の部分を折りたためるマグカップもおすすめです。持ち手の分が嵩張る要因でもありますが、ここが折りたためるとスッキリ収納できますね。
スタッキングできる
シェラカップと同じように、マグカップにもスタッキングできるものがあります。収納場所を取らないので自宅で保管する時にも便利ですし、荷物としても極力嵩張らないようにまとめやすくなりますね。
いろんな素材のものが出ているのでチェックしてみましょう。
3. デザインから選ぶ
キャンプの気分を高めるためには、デザインも大事な要素ですね。ステンレス製のマグカップは、似た形状のものが多い傾向ですが、カラーリングや柄などは様々です。木製のマグカップは形状も個性的なものが多いですね。 自宅でも映えるようなデザインを探してみるのも楽しいですよ。
4. 容量から選ぶ
一般的にマグカップの容量の基準は大体300ml~400ml程度になります。使い勝手が良い容量は350mlあたりではないでしょうか。 容量が200ml等の小さいものは、収納や持ち運びには便利ですし、暖かい飲み物にはおすすめのサイズ感です。 ただし大は小を兼ねるということもあるので、ある程度大きめのマグカップがあれば数を減らすことができますね。 中には600mlやさらに大きいもので1L容量の、いわゆるジョッキサイズのものもあります。特にビールやハイボールなどがお好きな方にはおすすめのタイプですので、ぜひチェックしてみてください。
おすすめのマグカップをご紹介
キャプテンスタッグおすすめのマグカップをご紹介します。豊富なラインナップの中からお気に入りのアイテムを選んでみてください。
ステンレス製のマグカップ
キャンプ用マグカップでは定番のステンレス製マグカップ。機能的にも充実したラインナップを容量ごとにご紹介します。
300~350ml
キャンプアウト ダブルステンレスマグカップ350シリーズのおすすめポイント
- 真空二重構造で保温・保冷に1年中使用可能なマグカップ。
- ワイヤーハンドルでループロープやハンガーなどに引っ掛けての収納が可能。
- 姉妹品のモンテダブルステンレスマグカップ300をスタッキング収納が可能。
- 保温効力:42度以上(1時間)
- 保冷効力:7度以下(1時間)
モンテ ダブルステンレスマグカップ300シリーズのおすすめポイント
- 真空二重構造で保温・保冷に1年中使用可能なマグカップ。
- ワイヤーハンドルでループロープやハンガーなどに引っ掛けての収納が可能。
- 姉妹品のモンテダブルステンレスマグカップ350へスタッキング収納が可能。
- 鮮やかなビタミンカラー。
- 保温効力:42度以上(1時間)
- 保冷効力:7度以下(1時間)
中空二重構造
- 中空二重構造で冷めにくいステンレス製マグカップ。
- ハンドルは折りたたみ可能。
中空二重構造
中空二重構造で冷めにくいステンレス製マグカップ。
中空二重構造
中空二重構造で冷めにくいステンレス製マグカップ。
450ml
真空二重構造・フタ付き
真空二重構造・フタ付き
真空二重構造・フタ付き
真空二重構造・フタ付き
ヌードルインマグ450シリーズのおすすめポイント
- 細型タイプのカップ麺、カップスープやカップの味噌汁などを入れて熱々のまま使用出来ます。※サイズ、形状により使用出来ない物もございます。
- 真空二重構造で保温・保冷に1年中使用可能なマグカップ。
- 持ち手ハンドル付きなので飲みやすく、食べやすい。
- 傾けると自動で開く専用フタ付きでオフィス使用時にもゴミが入りにくい。
真空二重構造・フタ付き
真空二重構造・フタ付き
HDマグカップ450シリーズのおすすめポイント
- 真空二重構造で保温、保冷で使用可能。
- 保温・保冷に効果的なフタ付き。ホコリも防ぎます。
- フタを外せばドリッパーが使えます。スープなども飲みやすい広口仕様。
- リフィルクッカーとしても使用可能。
- 保温効力:73度以上(1時間)
- 保冷効力:10度以下(1時間)
600ml~1L
真空二重構造
- 1Lの大容量ジョッキタイプ
- 保温効力:55度以上(1時間)
- 保冷効力:9度以下(1時間)
真空二重構造
- 使い勝手の良い600ml容量
- 保温効力:51度以上(1時間)
- 保冷効力:10度以下(1時間)
中空二重構造
- 1Lの大容量ジョッキタイプ
真空二重構造
- 使い勝手の良い600ml容量
200ml~300ml
中空二重構造
- 中空二重構造で冷めにくいステンレス製マグカップ。
- ハンドルは折りたたみ可能。
プラスチック製のマグカップ
軽くて割れにくいプラスチック製のマグカップをご紹介します。トライタンを使用したおしゃれなラインナップもぜひチェックしてみてください。
CS Forest Cafeシリーズ
CS Forest Cafeシリーズのおすすめポイント
“CS Forest Cafe” CAPTAIN STAGがつくる森の中のカフェ 森の空気をいつでも、どこでも。 “CS Forest Cafe”のテーブルウェアは、 ガラスのように見えるのに落としても割れない特殊樹脂「トライタン」製。 家でも外でも、好きな場所がカフェになります。 トライタンは耐熱性に優れており、熱湯もOK。 食器洗浄機にも対応しています。 ●マグカップ 女性や子どもの手にも持ちやすい小さめサイズのマグカップ。 持ち手にすき間があり、引っ掛けて吊るせます。 収納時や乾かす時に便利です。 耐熱温度:100度 耐冷温度:-20度
スタッキングカップ
ホーロー製のマグカップ
鉄の表面にガラス質を高温で焼き付けしたホーローは耐久性・耐熱性に優れ、匂いが移りにくく、雑菌の繁殖もしにくいうえに耐酸性があるので、アウトドアシーンでも食材の本来の風味を楽しめます。 見た目もおしゃれなホーロー製のマグカップをチェックしてみましょう。
400ml
400ml
400ml
400ml
スタッキング可能
ガラス製のマグカップ
無味無臭で中に入れたものに容器のにおいが移らないため、飲み物の風味を邪魔しないガラス製。中でも保温性・保冷性に優れた二重構造の耐熱ガラス製のマグカップはおすすめです。
二重構造の耐熱ガラス
二重構造の耐熱ガラス
二重構造の耐熱ガラス
二重構造の耐熱ガラス
木製のマグカップ
天然の素材だけが持つ質感や木の温かみなど、キャンプの時にもおしゃれ感を楽しみたい人には木製のマグカップがおすすめです。ご自宅用に揃えても良いラインナップですので、ぜひチェックしてみましょう。
320ml
チタン製のマグカップ
ステンレス鋼の約60%と軽量で耐久性・耐食性に優れているチタン製のマグカップは、素材にこだわる方にぜひチェックしてほしいアイテムです。
スタッキング可能
キャプテンスタッグには、ここまで取り上げてきたマグカップ以外にもたくさんラインナップされていますので、ぜひ他のアイテムもチェックしてみてください。
おすすめ情報
BBQやキャンプでもう手放せない!アルミロールテーブルをご紹介
キャンプやバーベキューで焚き火の準備やコーヒーをちょっと置きたい時。そんな時にあると便利な通称「鹿番長のアレ」。ファンの皆様、特にソロキャンパーの皆様に長年親しまれているキャプテンスタッグのアルミロールテーブル(コンパクト)をご紹介します。
【2022年度版おすすめシェラカップ】いくつあっても困らない必須アイテム
キャンプに持っていくアイテムで必ず1つは準備しておきたいものがシェラカップです。シェラカップは食器、調理器具や保存容器など用途も多彩。軽量で丈夫なのでたくさん揃えたいアイテム。最新版おすすめシェラカップをご紹介します。
キャプテンスタッグ公式オンラインストア
アウトドア用品総合ブランド – キャプテンスタッグ公式オンラインストアなら、キャンプやバーベキューなどのアウトドアレジャーに必要なアウトドアギアが豊富にラインナップされています。
初心者の方をはじめ、ソロキャンパー、家族キャンプに行ってみようと思っている方からベテランキャンパーの方々まで。皆様にぴったりのアウトドアギアがきっと見つかります。