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キャンプ、BBQに便利なガスバーナー・コンロの取扱いと注意事項

キャンプ、BBQに便利なガスバーナー・コンロの取扱いと注意事項
キャンプ、BBQに便利なガスバーナー・コンロの取扱いと注意事項
目次

キャンプ・BBQで使うガスバーナー・コンロは取扱説明書をしっかり確認しよう

ガスバーナーは文字通り、ガス及び火を扱う道具です。取り扱いを誤ると火傷や事故の原因になります。ご使用になる前に、必ず購入した製品の取扱説明書をよく読み、正しくご使用ください。また取扱説明書は大切に保管し、わからないことがあれば再読するよう心掛けましょう。

取扱説明書:キャプテンスタッグ オーリック小型ガスバーナーコンロ(圧電点火装置付)M-7900

ここでは参考情報として「キャプテンスタッグ オーリック小型ガスバーナーコンロ(圧電点火装置付)M-7900」を題材に取扱説明書をご紹介します。
ガスバーナーの基本的な注意点などは他製品にも共通するところが多いですが、ご使用になる前は、必ずご自身で購入した製品の取扱説明書を確認しましょう。
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)
製品サイズ(約)幅125×奥行125×高さ85mm
収納サイズ(約)幅117×奥行105×高さ65mm(ケース収納時)
重量(約)300g(ガスバーナーコンロのみ)
材質(品質)ゴトク:鉄(クロムめっき)
バーナートップ:ステンレス鋼、器具せん:真鍮
仕様/その他点火方式:圧電着火方式
出力:2,700kcal/h
ガス消費量(約):225g/h
仕様 – M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)

オーリック小型ガスバーナーコンロ各部の名称

M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)

別売:専用ガス容器
キャプテンスタッグレギュラーガスカートリッジ:【 CS-250, CS-500, CS-150 】
パワーガスカートリッジ:【 PX-250, PX-500 】

器具せん内の「Oリング」の交換方法

ガス容器取付箇所内の「Oリング」はガス漏れ防止に大変重要な部品です。ご使用前に必ず確認し、キズ・変形・摩耗等のある場合は新しい「Oリング」と交換しましょう。
STEP
つまようじ等先の尖ったもので引っ掛けて外します。
STEP
「Oリング」にキズを付けないように、先の丸いもので元の位置まで押し込んでください。この時「Oリング」が綺麗に丸く元の位置に入っていることを確認してください。

オーリック小型ガスバーナーコンロの使用方法

屋外用に開発された製品です。必ず屋外にてご使用ください。(屋内・テント内・車内等では絶対に使用しないでください)

器具の組み立て・容器の取付

1. 
バーナーネジ部に器具せんネジ部を垂直に最後までネジ込みます。この時、圧電点火装置が写真・イラスト等と違う所に位置することがありますが、機能上の問題はありません。
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)
2.
器具せんのガス開閉つまみが閉じていることを確認し、ガス容器の先端ネジ部を器具せんの容器取り付け箇所に垂直にネジ込みます。自然に止まるところから、ややきつめにネジ込んでください。
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)
ガス容器の着脱時には多少ガスが漏れる場合があります。近くに火気が無い所で慎重に行ってください。

*容器取付箇所からガス漏れが無いことを「音」「臭い」などで確認してください。
*ガス容器を強く締めすぎないようにしてください。器具せん内の「Oリング」が破損する原因になります。またガス容器の取付は、ガス容器が垂直の状態で行ってください。
3.
ゴトク4枚を開きます。使用中や使用直後は熱くなっていますので、必ず消火の状態で器具が冷えたことを確認してから行ってください。

*ゴトクに指や手を挟んだりしないように十分注意してください。
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)
毎回、ご使用の前後において、必ず器具せん(容器取り付け箇所)及びガス容器先端部の「Oリング」の破損などの異常の有無を確認してください。異常の際は、「Oリング」を交換してからご使用ください。
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)

器具の使用方法

*点火する前に、ガス容器の取り付け箇所からガス漏れが無いことを「音」「臭い」などで必ず確認してください。ガス漏れがある場合は、危険ですので絶対に点火(使用)しないでください。
*点火する前に、器具の回りに燃えやすいもの、引火しやすいものが無いことを確認してください。

点火:必ず水平な場所において点火してください
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)
器具せんのガス開閉つまみを「ON」方向にゆっくり回し、点火スイッチを「カチッ・カチッ」と音がするまで数回押して着火してください。一度で着火しない場合はガス開閉つまみを「OFF」方向に回して元に戻し、しばらくしてから同じ操作を繰り返してください。圧電点火装置で着火しない場合は、マッチ・ライター等で点火してください。
点火しない時は「故障・異常の見分け方と処置の方法」をご参照ください。
新しいガス容器を使用する際は、点火しにくいことがあります。つまみを少し回してから、圧電点火装置やマッチ・ライター等で点火して、しばらくしてからつまみをゆっくり「ON」方向に回してください。
ガスの調節
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)
火力の調節は炎を確認しながらガス開閉つまみで行ってください。「ON」方向へ回すと火力は強くなり、「OFF」方向へ回すと火力は弱くなります。
消火
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)
器具せんのガス開閉つまみを「OFF」方向に回し、完全に火が消えたことを確認してください。

*ガス開閉つまみを強く回しすぎると、ガス開閉つまみや器具せんが故障する場合がありますので注意してください。
*容器を取り外す時はガス開閉つまみを「OFF」方向に回して完全に閉めて、容器を取り付けた時と反対に回転させて取り外してください。

収納などについて

使用後、収納ケースに入れる場合は、器具が完全に冷めたことを確認してから入れてください。
*長期間使用しない場合は、各部の汚れなどを取り除いてから、湿気の少ない所に保管してください。

ガス器具は正しく使って安全なキャンプを

ガス器具を2台以上並べて使用したり、輻射熱(ふくしゃねつ)が多い調理器具を使用しないでください。また、鍋などを空焚きしないでください。
輻射熱(ふくしゃねつ)により、ガス器具やガス容器が熱せられ、ガス容器内の圧が上がり、ガス器具の破損、ガス漏れや爆発の原因となり大変危険です。

*輻射熱(ふくしゃねつ)とは?
物体によって吸収されて、その物体の温度上昇に使われた放射エネルギー。
(*参照:大辞林)
ガスバーナで輻射熱(ふくしゃねつ)の大きい調理器具を使用しない

大きい鉄板、魚焼き器、セラミック付き製品等の調理器具は輻射熱(ふくしゃねつ)が大きく、ガス容器が過熱し爆発の恐れがあります。
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)
輻射熱(ふくしゃねつ)の大きい調理器具ガス器具より大きい鉄板
ジンギスカン鍋
たこ焼き器
石綿やセラミック付きの魚焼き器、焼網
陶板プレート
セラミック炭付き焼肉プレートなど
ガスバーナーを2台以上並べて使用しない

ガスバーナー等を2台以上並べて使用すると、ガス容器が過熱し、爆発の恐れがあります。
安全で楽しいアウトドア・キャンプのため、必ず守りましょう!
ガスバーナー、カセットコンロなどのガス器具は、取扱説明書に記載されている内容をよくお読みになり、十分ご理解の上でご使用ください。誤った使用は、ケガや火災など思わぬ事故の原因となります。
M-7900 オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉(ケース付)

日常の点検・お手入れ

点検・手入れの際のご注意
*点検・手入れの前には、必ず容器を取り外したことを確認してください。
*点検・手入れは器具が冷めてから行ってください。
*器具せん等は絶対に分解しないでください。
器具本体乾いた布でよく拭いてください。汚れのひどい場合は食器用洗剤などで拭きとった後、乾いた布で拭いてください。本体の丸洗いは絶対にしないでください。バーナー炎口部の目詰まりは不完全燃焼の原因となります。煮こぼれ等で汚れた場合は必ず掃除をしてください。汚れがひどく炎が不揃いになった時は金属ブラシなどで掃除してください。
電極電極部の汚れは点火不良の原因となります。乾いた布で拭きとってください。この時、電極の位置は絶対に動かさないでください。(電極間距離は3〜4mm)

故障・異常の見分け方と処置の方法

万一、正しく作動しない時は、下記の表に従って処置してください。

現象
  • A:点火しない、点火しにくい
  • B:バーナーに火移りしない
  • C:黄炎で燃える
  • D:炎が安定しない
  • E:炎が不揃い
  • F:火力が弱い
  • G:ガスの臭いがする
  • H:使用中に消火した
  • I:消火しない
原因と処置
現象:A,B,F,H原因:ガスが少なくなっている処置:新しいガス容器に取り替える
現象:A原因:電極部の汚れ処置:汚れを拭き取る
現象:A,B,C,D,E,F原因:バーナー炎口部の目詰まり処置:金属ブラシなどで目詰まりを取り除く
現象:A原因:点火操作の手順が適切でない処置:正しい点火操作をする
現象:A,B,C,D,F,H原因:器具せん本体のノズルが詰まっている処置:点検修理を依頼する
現象:A,G,I原因:器具せん本体の故障処置:点検修理を依頼する
現象:A原因:点火装置の故障処置:点検修理を依頼する
現象:A,B,C,F,G原因:ガス容器の取り付けが不十分処置:ガス容器の取り付けの確認
現象:A,B,D原因:ガス容器内の圧が高い処置:つまみを少し回して点火し、しばらくしてからつまみをゆっくり開く
原因と処置
  • 消火しない場合は、ガスが無くなるまで燃焼させたのち、点検してください。
  • 気温や容器の温度が低い場合には、炎が小さくなることがありますが、器具の故障ではありません。

注意:自分で修理しない
取扱説明書をよく確認し、それでも故障と思われる場合は、ご自身で修理せずにメーカーに相談するようにしてください。

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この記事を書いた人

キャプテンスタッグがお届けする「Outdoore Life - アウトドアお役立ち情報」の編集部です。
アウトドア・キャンプに関するハウツーやレシピをはじめ、おすすめのアウトドアギアなど、皆様がアウトドアライフを楽しむために役に立つ情報を発信していきます。

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