キャンプ・アウトドアこそ美味しいコーヒーでリラックス
コーヒー好きな方にはきっとたまらない、キャンプ・アウトドアレジャーでのコーヒータイム。夜、冷えてきた頃に飲む暖かいコーヒー、キャンプ場での爽やかな朝に淹れる一杯のモーニングコーヒー。普段の生活では味わえない、まさに至福の一時です。 キャンプ・アウトドアでコーヒーを淹れるための方法はいくつかありますが、今回は美味しいコーヒーを楽しむための王道「ハンドドリップ」がキャンプ・アウトドアで手軽に楽しめるおすすめアイテムを中心にご紹介します。
目次
キャンプ・アウトドアでのコーヒーの淹れ方
キャンプ・アウトドアで美味しいコーヒーを淹れる方法は下記が一般的です。
- ハンドドリップ
- パーコレーターを使う
- インスタントコーヒー
コーヒーの王道、ハンドドリップに挑戦
ハンドドリップに必要なアイテムは下記のものになります。 結構たくさんのものが必要になります。また割れやすいものなどは特に持ち運びに注意しましょう。
- コーヒーサーバー(ドリップしたコーヒーを受けるもの)
- コーヒーポット、ドリップポット(ドリッパーにお湯を注ぐもの)
- ドリッパー(内側にフィルターをセットするカップ型で底に穴の空いたもの)
- ペーパーフィルター(ペーパー以外のフィルターもあります)
- コーヒー豆(豆を挽いて粉にしたもの)
- コーヒーミル(豆を挽く道具)
ハンドドリップでコーヒーを淹れる手順
- コーヒー豆を挽いて粉にします(ミルを使っても良いし、あらかじめお店で挽いてもらっても良いでしょう)。
- ドリッパーにフィルターをセットし、粉にしたコーヒーを入れ、平らにならしておきます。
- コーヒーサーバーにドリッパーを置き、コーヒーポットからゆっくりとお湯を注ぎます。
- 必要な量のコーヒーがコーヒーサーバーに落ちたらドリッパーを外します。
- コーヒーサーバーを少し回してコーヒーを混ぜてからカップに注いでいただきましょう。
美味しいコーヒーを淹れるコツ
ハンドドリップでコーヒーを美味しく淹れるにはいくつかコツがありますので参考にしてください。
- 沸騰したお湯を一度コーヒーサーバーに移し、コーヒーサーバーを少し温めます。
- お湯は熱すぎないほうが良いのでコーヒーサーバーに一度移すことで少し冷まします。
- 挽きたての新鮮なコーヒー豆を使います。
- 最初に、使用するコーヒー豆と同量程度のお湯でコーヒ豆全体を濡らして30秒ほど蒸らします(新鮮なコーヒー豆ほどガスが出るので最初の蒸らしでガス抜きをします)。
- お湯を注ぐ時は中心から徐々に円を描くように回しながらゆっくり注ぎます。
- 描く円の大きさは500円玉を目安にしましょう。
- お湯は必ずコーヒー豆に触れているように注ぎ、ペーパーフィルターに直接かけないようにします。
- 最後の最後までコーヒーを落とさずにドリッパーを外しましょう(最後の方は雑味が混ざります)。
キャンプで美味しいハンドドリップコーヒーを淹れるためのおすすめアイテム
コンパクト収納で、いつでも・どこでも本格珈琲が楽しめるコーヒードリッパー。 ご使用の際は、市販の1~2人用・2~3人用のコーヒーフィルターをお使い下さい。 コーヒー粉の目安(カップ1杯分:約140ccあたり)/1杯分:10~12g、2杯分:20g前後、25~30g前後 ※お好みで加減してください。
ドリッパーとセットになった、割れにくいプラスチック製コーヒーサーバー。 哺乳瓶にも使用される「トライタン」樹脂製。 珈琲1~3杯用。コーヒー豆およそ10gが量れる計量スプーン付き。 口が広く洗いやすい。食器洗い乾燥機にも対応。 本体にドリッパーを収納できるので持ち運びも便利。 電子レンジOK。コーヒーなどを温める際にのみ使用できます。フタをしたまま加熱できます。(ドリッパーは電子レンジに使用できません。)
マグカップやサーバーから飛び出すコーヒードリッパー。
径8cmのマグカップやコーヒーサーバーに収納できます。
※別売りのUE-3428~3435 モンテ ダブルステンレスマグカップ350にピッタリです。
市販の1~2杯用のフィルターに適しています。
フタはやわらかい素材でカップなどにフィットします。裏返してドリッパーの一時置きとしても使えます。
※本製品はコーヒードリッパーです。写真のカップやフィルター等は付属しません。
- 割れにくい
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本体・アタッチメントには落としても割れにくい丈夫なトライタン樹脂を採用。
- 注ぎやすい
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注ぎやすく、液垂れしにくい注ぎ口です。
- お手入れ楽々
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口が広くて洗いやすい。持ち手と本体が一体なので隙間がなく汚れが溜まりません。
- ドリップコーヒーと水出しコーヒーの両方が楽しめるドリッパーセットです。
- 落としても割れにくい丈夫な素材でキャンプにピッタリです。
- 電子レンジ・食器洗い乾燥機もOK。
- コーヒー以外に紅茶や緑茶などにも使えます。
- ドリッパーと布フィルターが一体になっているお手軽タイプ。
セット内容 UW-3522 2WAYドリッパーセット
ドリップコーヒーのおいしい淹れ方(2〜5杯)
コーヒーカップ1杯あたりの目安
・お湯:約130ml
・コーヒー豆:計量スプーンすり切り1杯約10g
豆やお湯の量を加減して、好みのコーヒーをお楽しみください。豆の種類や挽き方、抽出速度などによっても味わいが変わります。
水出しコーヒーのおいしい淹れ方(約500ml
水出しコーヒー1回分の分量
・コーヒー豆:計量スプーンすり切り6杯約60g
コーヒー豆が浸る700mlの水位まで水を入れます。豆の種類や挽き方などによっても味わいが変わります。ミネラルウォーターや浄水器の水で淹れると、より一層美味しくなります。
高い安全性、哺乳瓶にも使用される「トライタン樹脂」
トライタン樹脂とは?
tritan from eastman
Eastman Tritan™コポリエステルは、卓越した強靭性、耐薬品性、耐熱性、高透明性を備えたPET樹脂ですBPA(ビスフェノールA)を含有せず安全性も高いため、乳児用品や医療部品にも使用されています。
こだわり派の貴方はミルで豆を挽いてさらに美味しく
コーヒーの鮮度
当然ですが新鮮なコーヒー豆で淹れたコーヒーは美味しいです。ところでコーヒーの鮮度はどこで決まるかご存知でしょうか?
コーヒーは「生豆 → 煎った豆(焙煎・ロースト) → 挽いた豆(粉)」という流れで使用します。
この挽いた豆(粉)の状態でコーヒーを抽出するわけですが、コーヒーの鮮度はほとんどここで決まります。いわゆる「挽きたてのコーヒー」ですね。
つまり煎った豆(焙煎・ロースト)を挽いたすぐの状態がコーヒーとしての鮮度になります。粉の状態で空気に長く触れてしまうと酸化が早まり鮮度が落ちていきます。なのでコーヒーの美味しさにこだわるなら飲む直前に豆を挽く方が良いわけです。
そこで登場するのがコーヒー豆を挽くためのアイテム「ミル」です。ミルとは粉砕機のことで、コーヒー豆を挽く器具をコーヒーミルと言うこともあります。
挽き方には主に「粗挽き」「中挽き」「細挽き」があり、それによって香りの強さや抽出量(濃さ)が変わってきますが、コーヒー豆の種類や好みによって選ぶと良いでしょう。一般的におすすめなのは「中挽き」ですね。
キャプテンスタッグおすすめのコーヒーミル
金属臭の無いセラミック刃だから、コーヒー本来の風味をそこないません。 粗さ調節ネジで粒の調節可能。 *豆容量(約):17g(本体に入る焙煎豆の量)
金属臭の無いセラミック刃だから、コーヒー本来の風味をそこないません。 粗さ調節ネジで粒の調節可能。 *豆容量(約):26g(本体に入る焙煎豆の量)
お店などで豆を挽いてもらってから持って行く場合、なるべく鮮度が落ちないように密閉できる容器や袋に入れておきましょう。 コーヒーを淹れるならやはりハンドドリップでという方も多くいらっしゃるでしょう。 キャンプの朝にハンドドリップコーヒーで目を覚ます、ぜひ一度はチャレンジしてほしいと思います。
定番アイテム「パーコレーター」を使ってみよう
パーコレーターとは、コーヒーをセットして火にかけるだけの手軽なアイテムでキャンプ・アウトドアでは定番のコーヒーアイテムです。仕組みはお湯が中にあるパイプを伝ってコーヒー豆を通り循環することでコーヒーを抽出します。 ハンドドリップに比べると抽出時間が長くなります。その分、味が濃くなりやすいので注意しましょう。
パーコレーターでコーヒーを淹れる手順
- バスケットにコーヒー豆(できれば粗挽きに引いたもの)をセットしておきます。
- ポットでお湯を必要な量だけ沸かします。
- 一度火を止めポットにコーヒーをセットしたバスケットを入れます。
- 今度は弱火にかけてコーヒーを抽出します。
- パーコレーターの蓋についているツマミは透明になっていて抽出されたコーヒーが見えるようになっています。そこを通るコーヒーの色が濃くなれば出来上がりです。
パーコレーターは弱火で抽出
パーコレーターでコーヒーを抽出する時に強火にかけたり、弱火でも長時間火にかけすぎるとコーヒーが強く出すぎて雑味が強く香りも失われたりしますので注意しましょう。 またコーヒーが粉っぽくなるという場合もあるので、気になる方は飲む時に注意しましょう。
キャプテンスタッグのおすすめパーコレーター
お手軽にインスタントコーヒー
お湯を注ぐだけの簡単なインスタントコーヒーは、お手軽さではNo1ですね。紙コップ付きのタイプもありますので荷物も軽減できて便利ですし、十分美味しいものが揃っています。 しかしせっかくのキャンプ、一手間かけて美味しいコーヒーを淹れるところも楽しんでもらいたいとも思います。 日帰り登山などのアウトドアならインスタントも良いでしょう。その場合にオススメしたいのは、あらかじめ保温性の高い水筒にコーヒーを入れて持って行くこと。お湯を沸かす必要もありませんし、好きなコーヒーを選べるのでオススメです。 山頂に着いたら暖かいコーヒーで一息入れましょう。
他にもある、キャンプ・アウトドア用のコーヒーアイテム
携帯に便利な折りたたみコーヒードリッパー。 市販の2~4杯用のフィルターに適しています。(フィルター別売) ブラウンとオレンジの2色展開。
コーヒー豆などの保存に、コーヒー豆が200g入ります。 飲料ボトルとしても使えます(保冷専用・スポーツドリンクOK)。 側面に目盛り付。BPAフリー、飽和ポリエステル製。
手軽にお湯を沸かすなら、やはり小型のガスバーナーコンロがオススメです。
マグカップも良いですが、キャンプでは使い勝手の良いシェラカップがオススメです。 広口で食器として使えます。計量に便利な目盛り付。積み重ねができ、スッキリ収納。日本製です。
キャンプ場や登山などのアウトドアレジャーでは、特に朝晩は想像以上に冷えることがあります。そんな時に暖かいコーヒーがあればホッとしますね。 普段とは違うキャンプ・アウトドアで飲む暖かく美味しいコーヒーはまさに格別なもの。一手間を惜しまずに、ぜひ美味しいコーヒーを味わってください。
コーヒーよりお茶派の方へ お茶の葉用ミルをご紹介
ミルは粉にする道具全般を指す言葉です。もちろんコーヒー豆を挽く以外の用途にミルを使用することもあります。 コーヒーよりお茶派の方はお茶の葉用のミルを使いましょう。 コーヒーとお茶の葉ではミルの刃の部分の形状が違いますので、それぞれ専用のミルを使いましょう。
緑茶専用のハンディーミルです。 セラミック刃を使用しているため金属臭が無く、緑茶の風味をそこないません。また、摩耗しにくく使い始めの挽き味が持続します。取り外しもでき、水洗いも簡単なので錆びずに清潔に使えます。 粗さ調節ネジで粒の細かさを調節できます。 ミル本体は錆びにくく衛生的な18-8ステンレス製。丈夫で壊れにくく、汚れが落ちやすいのでお手入れも簡単です。 *茶葉容量(約):36g(本体に入る茶葉の量)
お茶の葉用ミルです。 金属臭の無いセラミック刃だから、茶葉本来の風味をそこないません。 粗さ調節ネジで粒の調節可能。 *茶葉容量(約):52g(本体に入る茶葉の量)
参考:コーヒーミルとお茶用ミルの刃形状の違い
おすすめ情報
【2022年度版おすすめシェラカップ】いくつあっても困らない必須アイテム
キャンプに持っていくアイテムで必ず1つは準備しておきたいものがシェラカップです。シェラカップは食器、調理器具や保存容器など用途も多彩。軽量で丈夫なのでたくさん揃えたいアイテム。最新版おすすめシェラカップをご紹介します。
キャンプで便利なガスバーナーはアウトドア料理にオススメ
キャンプではガスバーナーがあればとても便利です。キャンプ、アウトドアの楽しみが大きく広がります。あたたかい食事やコーヒーに、または暖をとるために使うのも全てはあなた次第。キャンプ、アウトドアライフを楽しみましょう。
キャプテンスタッグ公式オンラインストア
アウトドア用品総合ブランド – キャプテンスタッグ公式オンラインストアなら、キャンプやバーベキューなどのアウトドアレジャーに必要なアウトドアギアが豊富にラインナップされています。
初心者の方をはじめ、ソロキャンパー、家族キャンプに行ってみようと思っている方からベテランキャンパーの方々まで。皆様にぴったりのアウトドアギアがきっと見つかります。