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【キャンプ・BBQ】初心者でも簡単な火起こしの方法とコツ

【キャンプ・BBQ】初心者でも簡単な火起こしの方法とコツ
【キャンプ・BBQ】初心者でも簡単な火起こしの方法とコツ

バーベキューはキャンプのメインイベント

キャンプのメインイベントと言えば、やはり何と言ってもバーベキューでしょう。最近は日帰りでバーベキューだけを楽しむ方も増えています。一番身近なアウトドアレジャーがバーベキューですね。

バーベキューで最初にやってくるポイントが「火起こし」です。慣れてない初心者の方ですと、最初の難関と言えるほど重要なのが火を起こすことです。
ここであまりにモタモタと手間取り過ぎてしまうと、その後の雰囲気がなんとなく微妙に、、、。
逆にビシッと手際良く火を起こせれば家族や仲間達からも一目置かれるかもしれませんね。

けど大丈夫、初心者の方でも火起こしのちゃんとした手順と方法、そしてコツを知っておけば、簡単に安全に火を起こせるので安心してください。

ちなみにキャンプでの火起こしには大きく2つの目的があります。
  1. 【炭の火起こし】バーベキューや調理に使う炭火の起こし方
  2. 【薪の火起こし】暖を取ったり、雰囲気や揺めきを楽しむ焚き火の時の火の起こし方
それぞれ火の起こし方・育て方に違いやコツがあります。
今回はバーベキューや調理に必要な【炭の火起こし】の必須テクニックである
  • 火起こしの手順、方法とコツ
  • 揃えておきたいお役立ちアイテム
  • 火消し、後片付けのコツ
などをまとめてご紹介します。

せっかくのバーベキュー。火起こしに苦労するより、火を起こした後の料理と食事に全力を注ぎましょう。
ここでご紹介するテクニックは、もちろん焚き火の時の火起こしにも役立ちますのでぜひ参考にしてください。
目次

バーベキューでの火起こし(炭の着火)の方法と手順

ここでは
  1. 着火剤での火おこし
  2. 火起こし器での火おこし
  3. バーナー(ガストーチ)での火おこし
  4. ファイヤースターター(火打ち石)での火起こし
をご紹介します。

この中でも特に皆様にお勧めしているのが「2. 火起こし器での火おこし」です。初心者の方でも安全に効率よく火が起こせるので、是非試してみてください。それでは順番にご紹介していきましょう。

後ほどご紹介していきますが、火起こしに便利で役立つ道具として

「着火剤」「木炭」「ライター」「送風機(うちわ)」「トング・炭バサミ」「軍手」「火起こし器」「火消し壷」「アルミホイル(厚手のタイプ)」「新聞紙」

などは事前に準備しておけると良いですね。

1. 着火剤での火おこし(炭の着火)の方法と手順

コツさえつかめば簡単、木炭に着火してみよう!

①着火剤を適量、目皿(燃料用)の上に置きます。

着火剤での火おこし(炭の着火)の方法と手順

POINT

着火剤は木炭の下に置いてください。火は下から上へ燃え広がります。木炭の上に着火剤を置いても木炭の表面が燃えるだけで効率良く燃え広がりません。

POINT

ワイヤーの目皿にゼリー状の着火剤を使用する際は、新聞紙などを目皿の上に敷くと着火剤が下に落ちずに便利です。

②着火剤の上に適量の木炭を組むように置いてから、着火剤に点火してください。

着火剤での火おこし(炭の着火)の方法と手順
POINT

一度にたくさんの木炭の火を起こすのは大変です。少量の木炭の火を起こし、それを種火にして木炭を追加してゆくと良いです。
POINT

木炭は密着させずに、空気の通り道を開けるように井桁状に組み上げると火が回り易いです。

③木炭に着火してから、木炭の半分以上が燃焼するまで、うちわなどで風を送ります。

着火剤での火おこし(炭の着火)の方法と手順
POINT

うちわを強く扇ぎ過ぎると、灰を巻き上げたり、着火剤の炎を消してしまう場合があります。強く扇ぎ過ぎずにゆっくり扇ぎ、風の強さは木炭の燃焼状態を見ながら調節してください。
着火剤での火おこし(炭の着火)の方法と手順

着火剤の代わりに新聞紙を使う

着火剤がない時は新聞紙などを丸めて点火すると良いでしょう。その場合も新聞紙を覆うように炭を置きましょう。風が強い日などは火のついた新聞紙が飛ばされないように十分注意してください。

着火剤の特徴について(キャプテンスタッグ製品の場合)

着火剤には、主に【 ジェルタイプ 】と【 固形タイプ 】があります。
それぞれ
  • ジェルタイプ : チューブタイプとパック(パウチ)タイプ
  • 固形タイプ : ブロックタイプやシートタイプ
などが有ります。
ジェルタイプ(チューブ)の着火剤は、着火する前であれば、固形タイプよりもより細かく使用する量を調節することが可能ですが、つぎたしができません。
火が燃え移りやすく、できる限り時間をかけずに、楽に着火したいときには、ジェルタイプの着火剤が適しています。

固形タイプの着火剤は、切り込みによってあらかじめ一定量に区切られている商品が多く、割るだけで容易に使用できます。
固形タイプは、つぎたすことができますので、あまり分量調節を気にする必要がなく、初めて着火剤を使用する人にも適しているといえます。

着火剤は文字通り「火を着ける」ためのものです。便利な反面、取扱を誤ると事故やケガの原因にもなりますので、十分に注意して使用するようにしましょう。

キャプテンスタッグのオススメ着火剤

ジェルタイプの着火剤

固形タイプの着火剤
着火剤を使っても、炭や薪によっては火がなかなか着かない場合があります。

特に火が起きにくいという性質がある備長炭の火起こしには、着火剤だけはなく、煙突効果を利用した火起こし器のご使用や、火の起きやすい木炭との併用をお勧めします。

2. 火起こし器での火おこし(炭の着火)の方法と手順

火起こし器を使えば更に便利で簡単。
「煙突効果」で初心者でも簡単に効率良く火を起こせるので、火起こしの時間を短縮できます。

煙突効果とは?

煙突効果 火起こし器での火おこし(炭の着火)の方法と手順
煙突効果 – 火起こし器での火おこし(炭の着火)
流体が煙突状の物体の中で起こす熱対流の性質。両端が解放されている煙突状の空間内部で、空気が暖められ上昇していくとき、下部に負圧が働いて空気が流入します。この空気の流れが煙突効果です。

火起こし器を使った火の起こし方

1.「ファイヤブロック着火剤」を割って敷き詰めます。
火起こし器を使った火の起こし方
2.着火剤を敷き詰めたらその上に「火起こし器」をセットします。
火起こし器を使った火の起こし方
3.上から炭を入れていきます。炭の大きさを考えて入れましょう。
火起こし器を使った火の起こし方
4.「火起こし器」下部の穴から着火剤に着火します。
火起こし器を使った火の起こし方
5.逆側にも同じように穴が空いてるので着火します。
火起こし器を使った火の起こし方
6.着火剤に火が付けば「煙突効果」で火力が上がっていきます。
火起こし器を使った火の起こし方
7.火が起きたら、気を付けながらコンロへ炭を移します。
火起こし器を使った火の起こし方
8.これで火起こしは完了です。とても簡単ですね。
火起こし器を使った火の起こし方

【動画】火起こし器を使った火のお越し方

火起こし器を使った火起こしの方法
*動画及び画像に登場する「UG-20 ジュール簡単火起こしグリル」は現在取り扱いがございませんのご了承ください。
*火起こし器を使用した火の起こし方の参考としてご覧ください。

キャプテンスタッグのオススメ火起こし器をご紹介

M-6625 大型火消しつぼ 火起し器セット
M-6625 大型火消しつぼ 火起し器セット
M-6625 大型火消しつぼ 火起し器セット
大型の火おこし器と火消しつぼのセットです。
一番のおすすめポイントは、焚き火台が無くてもフタを利用することで火おこしができる点です。
M-6625 大型火消しつぼ 火起し器セット
焚き火台が無くても、フタを利用して火おこしが可能
製品サイズ(約)火消しつぼ:215×200×高さ290mm(本体:外径210×高さ225mm)、火起し器:外径180×高さ200mm
重量(約)1.7kg
材質(品質)火消しつぼ本体・ふた:アルスター鋼板、火起し器:亜鉛めっき鋼板、スタンド・ハンドル・つまみ:鉄(クロムめっき)
仕様 – M-6625 大型火消しつぼ 火起し器セット
M-6639 炭焼名人 FD火起し器(大)
M-6639 炭焼名人 FD火起し器(大)
M-6639 炭焼名人 FD火起し器(大)
  • 簡単で大型、炭火起こし
  • 大容量をまとめて火起こし可能
  • 備長炭にも着火できる
  • 超薄型収納で持ち運びに便利
  • 組立サイズ(約):幅230×奥行250×高さ280mm(本体のみ)
  • 重量(約):1.7kg
  • 材質:本体:亜鉛めっき鋼板、目皿・ハンドル:鉄(クロムめっき)
  • 収納サイズ(約):195×280×厚さ55mm
M-6639 炭焼名人 FD火起し器(大)
M-6639 炭焼名人 FD火起し器(大)

火起こし器の使用方法、着火剤の目安、注意点など

着火剤を使用する場合
① 火起こし器の中に適量の炭を入れます。
  • 一般炭(バーベキュー用木炭)や備長炭・オガ備長炭は、立てて入れると火が回りやすくなります。
  • 1回の目安:長さ15〜17cmの炭を約1.5〜2.0kg
② ご使用するバーベキューコンロの燃料用目皿の上に適量の着火剤を置き、その上に火起こし器を安定性よく載せて着火口よりライター等で着火してください。

*着火剤が燃えつきても、炭にある程度火がついていれば、煙突効果で自然に炭火が起きてきます。

③ 炭火が起きて火力が安定したら、炭バサミ等でバーベキューコンロの本体に移し替えてください。

警告:燃焼中の「着火剤のつぎたし」は絶対にしないでください。火傷等の原因になります。

着火剤の目安
着火剤(推奨商品)一般炭備長炭/オガ備長炭
パック燃料30g2パック4パック
パック燃料20g3パック6パック
チューブ携帯用燃料60〜80g120〜140g
火起こし器で使用する着火剤 – 量の目安
新聞紙を使用する場合(一般炭のみ)
火起こし - 新聞紙を使用する場合(一般炭のみ)
一般炭(バーベキュー用木炭)は、着火剤を使用しなくても新聞紙で炭火を起こすことができます。

*備長炭・オガ備長炭は着火できません。
① 火起こし器の中に適量の炭を立てて入れます。
② ご使用するバーベキューコンロの燃料用目皿の上に新聞紙を4枚丸めて置き、その上に火起こし器を安定性よく載せて着火口よりライター等で着火してください。

*新聞紙が燃えつきても、炭にある程度火がついていれば、煙突効果で自然に炭火が起きてきます。

③ 炭火が起きて火力が安定したら、炭バサミ等でバーベキューコンロの本体に移し替えてください。
注意:着火の際は、着火用ライター等を使用してください。
注意:使用する着火剤の注意事項をよく読んで、火傷等には十分ご注意ください。

3. バーナー(ガストーチ)での火起こし(炭の着火)の方法

続いてご紹介する方法がガスバーナー(ガストーチ)で直接火を起こす方法です。炭や薪、スモーキングブロック・ウッドなどを高火力で直接炙り確実に火を起こせます。
ゴー!っという音とともに強力な火が噴き出しますが、怖がらずに豪快に炙りましょう。
バーナー(ガストーチ)での火起こし(炭の着火)の方法
バーナー(ガストーチ)での火起こし(炭の着火)の方法
ただし炭が大きすぎると時間がかかり過ぎて燃料切れということもあるかもしれません。コツとしては小さめの炭から火を起こすこと。そして炭を組む時に空気が入るように、井桁状に組むなどの工夫をしましょう。火は下から上に燃え広がりますから、組み上げた炭の内側から火が回るように気をつけましょう。

また火力が強いので取り扱いには十分に注意してください。
バーナー(ガストーチ)での火起こし(炭の着火)の方法
キャプテンスタッグのオススメガスバーナー(ガストーチ)をご紹介
ガスバーナー(ガストーチ)はアウトドアでの炭火起こしだけでなく、ホビーや日曜大工等でも便利です。

4. ファイヤースターター(火打ち石)での火起こしの方法

最後にちょっと変わった方法、けど火起こしそのものが楽しめるファイヤースターター(火打ち石)を使った火起こしの方法をご紹介します。
ちょっと練習が必要ですが、ゲーム感覚で挑戦してみるのもおもしろいでしょう。

使うのは下記のアイテム。火吹き棒とセットになった便利なファイヤースターター(火打ち石)です。
UG-3284 ファイヤースターター・火吹き棒 セット
BBQや焚き火の着火・火起こしに。ライターなどの火種がいらないファイヤースターターとコンパクトに収納できる火吹き棒のセット。
防災用としても使えます。
火吹き棒は手のひらに収まるコンパクトサイズ。ポケット等に引っ掛けられる便利なクリップ付きです。

【写真で見る】UG-3284 ファイヤースターター・火吹き棒 セットの使い方

1.ティッシュ等燃えやすい物をセットします
UG-3284 ファイヤースターター・火吹き棒 セット
2.マグネシウムを削ります
UG-3284 ファイヤースターター・火吹き棒 セット
3.勢いよく擦り火花を飛ばします
UG-3284 ファイヤースターター・火吹き棒 セット
4.火が広がれば点火成功です
UG-3284 ファイヤースターター・火吹き棒 セット
5.火吹き棒で空気を送ります
UG-3284 ファイヤースターター・火吹き棒 セット
6.火吹き棒はクリップ付きです
UG-3284 ファイヤースターター・火吹き棒 セット

【動画で見る】ファイヤースターターの使い方

動画で使用しているアイテムは「UG-3257 ファイヤースターター」です。
ファイヤー スターターを使った火起こし方法
※本製品による薪や木炭の点火には、経験と技術が必要です。

※低温時や湿度の高い時期、天候などにより点火しない場合があります。ご了承ください。

※本製品は確実な点火を保証するものではございません。確実に点火できるライター等の点火器具を合わせてお持ちいただくことをお勧めします。

5. 火起こしが簡単になる!揃えておきたいお役立ちアイテム

一緒に準備しておくと、バーベキューでの火起こしが捗る便利な道具をまとめてご紹介します。

ここでご紹介する以外にも、バーベキューが捗る便利なアイテムがたくさんありますので、気になる方は是非チェックしてみてください。

便利なものはもちろんですが、ライターや軍手などは必需品です。現地で慌てなくて済むように常備しておくくらいの気持ちでいきましょう。

豆知識 : 準備する炭の種類と量について

そもそも炭にはどんなものがあるのでしょうか?備長炭などはよく耳にするかと思います。また一回のバーベキューでどれくらいの量の炭を準備すれば良いのでしょうか?

まずは炭の種類を見てみましょう。今回は「一般炭」と「備長炭」について簡単にご紹介します。
備長炭

本来木炭(白炭)の一種であり、ウバメガシのみを備長炭と呼ぶが、広義において樫全般、青樫等を使用した炭を指す場合もある。ちなみに「備長」は人名で、紀伊国田辺の商人備中屋長左衛門(びっちゅうや ちょうざえもん)(備長)が、ウバメガシを材料に作り、販売を始めたことから「備長炭」の名がついた。

引用:wikipedia
備長炭の特徴
高炭化で高密度の備長炭は、安定した強い火力が長時間に渡って持続しますが、火が起きにくいという性質があります。備長炭の火起こしには、火の起きやすい通常木炭(一般炭)との併用や火起こし器の使用をお勧めします。

オガ備長炭とは
「オガ」とはおがくずのことです。環境に配慮して、オガくずを固めて作った炭です。
一般炭(木炭)

材料の木材から揮発成分を抜いたものであり、木材と違い炎が出ない、もしくは少ない。炭化させる素材はもちろん、炭化温度や焼成時間などの方法によっても生成する木炭の性状はさまざまで価格も異なる。日本ではナラ、ブナ、カシ、クヌギなどの木材を炭化した物が主に使われてきたが近年では竹を炭化した竹炭も注目されている。また、輸入炭にはマングローブ炭なども存在する。

引用:wikipedia
一般炭(木炭)の特徴
火着きが良く、早く燃え尽きるので、日帰りバーベキューに最適です。
準備する炭の量は?

一般的に言われている目安は「1時間に1kg または 1人1kg」です。

もちろん炭の質やお使いのバーベキューコンロ・グリルによっても変わってきますので目安としてお考え下さい。

炭は保存ができるので、少な過ぎて足りないよりは多めに準備する方が安心かもしれませんね。

キャンプ場によって、炭は販売してるところとしてないところがあります。現地に着いてから慌てずに済むように、事前にしっかりと確認して準備しておきましょう。

バーベキューでの火の消し方、炭の片付けと再利用について、後片付けのコツ

楽しいバーベキュー、しかし後片付けは億劫なもの。お腹も一杯でまったりしてると余計にそう感じるかもしれませんね。
けど大丈夫、火起こし同様に後片付けにもコツがあります。準備をしっかりしておくとバーベキューの後片付けも簡単になります。

何よりも火・炭の後片付けはきちんとやらなければ火傷や火事の原因になったりと危険なこともたくさんあります。

ここでは「火の消し方」「炭の片付けと再利用」「後片付けのコツ」についてご紹介します。

1. 火の消し方、炭の片付けと再利用

炭というのはパッと見で火が消えているように見えても、実は内部で燻っているという事が多くあります。炭が燻っている状態というのはかなりの高温になり、可燃性のものが接していれば当然火が起きます。この状態で他のゴミと一緒にしてしまうと火事の原因になりますね。またうっかり炭を直接触ってしまうと火傷することもあるでしょう。

一歩間違えると重大な事故にも繋がりかねない火の後始末。ここでは「火消しつぼ」を使うことをお勧めします。

水かけ不要!火消しつぼを使って安全に自然消火させよう

水かけ不要 火消しつぼを使って安全に自然消火させよう
バーベキューで使用した炭を「火消しつぼ」に片付けます。蓋をして密閉状態にし、完全に冷めるまで自然冷却をします。

火消しつぼが冷め、しばらくして炭が消火して完全に冷めた状態になった時、残った炭が消炭として次回再利用できます。
火消しつぼを使って安全に自然消火
簡単消火

水かけ不要!つぼに入れるだけで簡単消火!残った炭をつぼに入れ、蓋をするだけで酸素を遮断。自然に消火します。

エコロジー

残った炭を再利用、資源を無駄にしません。水を使って消火した炭は湿ってしまい再利用できませんが、火消しつぼは水を使わずに消火するので炭を再利用できます。

マナー

炭を綺麗に後片付けでき持ち帰れます。環境を汚さずにキレイにバーベキューを楽しめます。

火を消す時に水をかければ良いと考える人は多いでしょう。しかし水浸しでススだらけになったところを掃除して片付けるのは結構大変です。また水が乾く前に急いで片付けて帰らなければならない時など、車の中でススの混じった水が滴ることもあるかもしれません。

あるいは炭の表面だけしか水がかからず、内部が燻ったままという危険もあるでしょう。いずれにせよ炭の再利用はできなくなってしまいますね。

「火消しつぼ」を使えば、これらの問題は一気に解決できます!

楽しんだ後は、キレイに片付け。少し気をつけるだけで自然を綺麗にできるんですね。

消炭(けしずみ)とは?

まきや炭の火を途中で消して作った軟質の炭の事です。火つきがよいので火種として使用します。
引用:コトバンク

2. バーベキューの後片付けのコツ

火消しつぼ以外にも後片付けを簡単に、スムーズに行うためのコツがあります。ここではそのコツをいくつかご紹介します。

バーベキューコンロ・グリルにアルミホイルを敷いておこう

後片付けを簡単にするためのコツとして、中でもオススメなのがバーベキューコンロ・グリルに厚手のアルミホイルを敷いておくことです。大きな炭を火消しつぼへ移した後の細かい炭をまとめて包めるので、片付けが大変楽になります。

またお肉を焼いた時に出る脂がバーベキューコンロ・グリルに直接付かなくなるので洗う手間も軽減できますね。

さらにコンロ・グリルが直接火で焼かれなくなるので、耐久力も上がります。バーベキューコンロ・グリルがいかに丈夫でも、長い時間直接火にかけるより長持ちするようになるので、是非アルミホイルを使ってみてください。
バーベキューコンロ・グリルにアルミホイルを敷いておこう
バーベキューコンロ・グリルにアルミホイルを敷いておこう
アルミホイルを敷く時のコツは、グリルの形状とアルミホイルのサイズを合わせて、何枚かに分けて重ねて隙間なく敷くことです。例えば「ヘキサステンレスファイアグリル」のように六角形の場合、対角線上に3枚重ねて隙間を無くすようにすることです。

隙間なくアルミホイルを敷くことで、グリルの隙間から炭や燃えかすが下に溢れることを防ぐ効果もあります。
火消しつぼの内側にアルミホイルを敷いておくこともオススメです。火消しつぼから取り出す時そのまま出せることと、その後の保管にも良いですね。

炭バサミは必需品

炭バサミはバーベキューの準備、火起こしの時にも使いますが、後片付けの時にもなくてはならないものです。
炭バサミは手を汚さないということ以外に、手で触れないものを掴むためにも必需品ですね。特に火を使った後のことなら尚更です。炭は火が消えているように見えても内部が燻っていることがありますので、素手では触らずに必ず炭バサミを使うようにしましょう。

当然ですが食材用のトングとは別のものを用意しましょう。

豆知識 炭バサミとトングの違い?

どちらも同じような形をしているので、同じものと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

一般的に「トング」は食器の類に入る道具のことを指します。食器と言っても食事を取り分けるために使用するもので、トングで直接口に運ぶようなことはしません。

「炭バサミ」は文字どおり炭や薪を扱うための大型の金属製の道具を指します。ゴミ拾いなどにも使います。

耐熱性などに問題がなければ用途に合わせてどちらを使い分けても良いかもしれませんが、食事用のものはしっかり分けておきましょう。

小物や道具をまとめて収納できるようにしておこう

小物をまとめて収納できるバスケットやボックスがあると大変便利で後片付けも捗ります。もちろん移動時にも普段の収納にも便利ですのでオススメです。コツは食器類などを入れるバスケットとトングなどを入れるキャリーボックスというふうに、入れるものによって分けておくことですね。
ピクニックバスケット(トランク)
食器類などの小物はピクニックバスケットに入れておくと良いでしょう。なんとなくオシャレな感じもしますし、清潔に使いたくなるでしょう。

また食器類は使い捨ての紙皿や紙コップも安価で便利ですが、ゴミが増えてしまうこと、毎回購入が必要になることなどもありますので、少しづつ食器類も揃えていくことをお勧めします。

小物も増えてくると、またバーベキューに行こうというモチベーションも上がってくると思います。
キャリーボックス
キャリーボックスの方はキャンプ・バーベキューの間はゴミ箱として流用することも可能です。ゴミ袋を2つくらいキャリーボックスにセットしておくと、燃えるゴミと燃えないゴミなどの仕分けが簡単ですし、ゴミ袋だけだと風で飛んでいったりしますので、ボックスをうまく利用して固定できると安心ですね。
キャンプ場によってはゴミ箱が遠いところもあるでしょうから、いちいち捨てに行かずに済むよう、最後にまとめて処理できるようにしておきましょう。もちろんゴミの始末は各自で行う、持ち帰りがルールのところはそのルールに従うのがアウトドアのマナーです。

おすすめ情報

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この記事を書いた人

キャプテンスタッグがお届けする「Outdoore Life - アウトドアお役立ち情報」の編集部です。
アウトドア・キャンプに関するハウツーやレシピをはじめ、おすすめのアウトドアギアなど、皆様がアウトドアライフを楽しむために役に立つ情報を発信していきます。

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